畑・園庭について
畑の風景 |
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命の大切さや収穫を喜び合える子ども
「広い園庭の豊かな自然の中で 畑で野菜や花を育てながら 命の大切さや収穫を喜び合える子ども」
本園の保育理念の一つです。
畑づくりで出来た時の喜びを知り、食べる意欲へとつなげていく。
長い時間の経過の中で物が育っていくのを、生活の中で感じ取れる。
夏にかじった畑のきゅうりの味、秋に掘ったさつまいも、冬にみんなで抜いた大根。
四季が感じられる自然いっぱいの園での、それがもたらしてくれるもの。
それを生かすこと、そして自然に返していく事をごくあたりまえに過ごしながら、体と心で自然の不思議さを獲得しています。
園庭の風景 |
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園庭で育つ子どもたち
子どもたちが思い思いにまじわり、思いっきり自分の力を出して、遊びが育っています。
園庭は遊ぶ為だけでなく自然現象(雨、風、雲、雪)、鳥のさえずりなど、体で感じる事が出来ます。
花が咲き実をつけ、若葉、青葉、紅葉、落ち葉と季節ごとに装いを変える木々たちが、子どもたちを見守っています。
春には新しい生活を応援するかのように桜や花壇の花が咲き、夏にはけやきがブランコになり、枯葉舞い散る秋には葉っぱのじゅうたん、冬に雪が降ればみんなで雪合戦や雪だるま作り。
梅の実、びわ、柿、かりん、みかん、なつめ、ブラックベリー、チョコレートベリー、きんかん、さくらんぼ。
卒園した子どもたちが植えて行ってくれたおくりものも加わっていろんな木の実が生り、ありがとうの気持ちと一緒に食べます。
花から実へ、“食べごろ”を待ってみんなで分け合って食べるのは格別です。
お店の味とは“ちょっと違うなあー”と、キャーキャー言っている子どもたちです。
~春の園庭~
畑でオオイヌフグリ、たんぽぽが春を知らせ、かりん、雪柳、桜桃、桜などあちらこちらで花が咲き、チョウチョやてんとう虫、まる虫も出てきて、子どもたちの心をハッとさせています。
~夏の園庭~
沢山の葉をしげらせたけやきは大きな木陰を作り、汗いっぱいの子ども達をひきつけ格好の遊び場となります。
せみとりや、朝顔をしぼり色水あそび、けやきの下はいろんな遊び場。
どんどん友だちも寄ってきて遊びが広がっていきます。
ロープを使って、ブランコやハンモックなどが出来るのは、太い幹や枝があってこその大胆な遊びです。
~秋の園庭~
色づいた葉っぱや実などで首飾りやままごと、どんぐりでこまなど工夫して遊びます。
落ち葉のじゅうたんの上で、子ども達はひとやすみ。
落ち葉は子ども達をいっぱい楽しませてくれる。
秋の空を、風を感じています。
~冬の園庭~
子どもは園庭のどこが暖かいのかよく知っています。
雪の日は一面真っ白になり、みんな大喜び。
土の上に振る雪はとけにくく、雪合戦や雪だるま、乳児もそっと歩いてさわっています。
“オニは外、福は内” 節分の日にはオニも出てきます。