山ノ内保育園
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施設紹介

施設紹介

 本園の特徴、特色ある取組などを紹介します
 
 (1) 園庭の活用
    本園では、天候さえ問題なければ毎日、子どもたちは、緑豊かな千坪以上の広い園庭で、木や花や
  虫など身近な自然と触れ合うことが可能です。
   園庭内の畑でいろいろな野菜を育て、同じく園庭のいろいろな場所で多種多様な果樹も育てていま
  す。種をまき、苗を植えるとともに、雑草取りや水やりなども子どもたちが中心になって、大切に育
  てています。そして、自分たちで育てたタマネギ、キュウリ、ナス、トマト、カボチャ、トウモロコ
  シ、サツマイモ、ジャガイモなどを収穫し、給食の食材の一部として、また、サクランボやブルーベ
  リー、ビワ、ナツメ、ミカンなどはおやつの一つとして、自分たちで楽しんで味わっています。
   また、子どもたちは、主に園庭の草木の多い場所では、蝶やトンボ、蝉やコガネムシ、蟻やキリギ
  リス、コオロギなど、様々な虫たちと遊び、木の植わっていない広場や砂場では、滑り台やうんてい
  などの遊具で遊んだり、駆けっこや鬼ごっこ、ボール遊びなどを楽しんだりしています。
   さらに、園庭は、夏祭りや秋の運動会の会場としても欠かすことができない場所で、本園において
  は、園庭の存在はその広さと同じく非常に大きく、全体の中でも非常に重要な位置を占めています。
 
 (2) 食育の充実
   給食は、子どもの年齢等に適した献立を考え、園の調理室において全て手作りで提供しています。
  また、園庭で育てた野菜などを始め、季節感あふれる旬の食材を使った献立を心がけ、子どもたちが
      自分で作った作物を食べる喜びを味わうとともに、季節の自然の恵みの豊かさを体験を通して舌に記
  憶させておくことができるよう心掛けています。
   そのためにも、給食についても、専ら栄養士や調理員のみの仕事というのではなく、保育に関わる
  全ての職員の仕事ととらえ、主任保育士を中心に関係職員で委員会を作って献立をはじめとするいろ
  いろな議題について話し合いをしています。
   なお、アレルギー対応食についても慎重に配慮するとともに、好き嫌いのないよう、また発達に応
  じた適切な食事の摂り方ができるよう、子どもたちの様子を見ながら育成し指導しています。
 
 (3) 園外の保育活動
   植物園や御所、御室仁和寺や双ヶ丘、大文字山や嵐山、広沢ノ池や宝ヶ池などなど、いろいろな場
  所を探して、親子遠足や園外保育(遠足)を年に数回実施するとともに、毎年初夏には、年長クラスの
  子どもたちは、家(親)を離れて京都市百井青少年キャンプ村まで一泊のキャンプに出かけています。
   また、近郊では経験が困難になってきている冬の雪遊びを、滋賀県高島市の朽木グリーンパーク想
  い出の森で実施するなど、子どもたちの活動の場を広げ、発達過程にある子どもたちが少しでも経験
  を豊かにできるよう、園外の保育にも力を入れています。
  
 (4) 安全対策の徹底
   避難訓練及び消火訓練を毎月確実に実施するとともに、消防署の参加・協力を得た大規模な訓練を
  毎年実施しています。また、送迎時の自動車や自転車への対応と防犯対策を兼ねた監視カメラの設置
  など、園の安全対策に万全を期すとともに、夏季のプール利用等をはじめ、多少とも事故や怪我が心
  配される事業は勿論のこと、すべての保育において常に最善の注意を払うことを徹底しています。
   なお、園での軽微な怪我などを含む、万が一の災害被害に対する補償として、独立行政法人スポー
  ツ振興センターの災害共済給付制度(保険)に加入しています。
   また、同じ敷地内にある診療所の所長であり、本法人の理事長でもある内科の嘱託医により、全園
  児対象の定期的な健康診断を年3回行うとともに、嘱託の歯科医による歯科検診も毎年定期的に実施
  し、園児の健康管理についても徹底を図っています。
 
 (5) 地域・社会などへの貢献
   毎月、第2・第4木曜日等に園庭を開放し、地域の乳幼児とその保護者の皆さんを対象に、親子や
  親同士の交流・ふれあいの場を提供するとともに、育児等の子どもに関わる各種相談に対応するな
  ど、地域の子育て支援事業の一端を担っています。
   また、可能な限り大学や専門学校などから実習生を受け入れ、福祉の人材の育成や保育士等の後進
  の指導に尽力しています。
 
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